2013-06-12から1日間の記事一覧
読みました、浅田次郎の『一路(上・下)』(中央公論新社)――。 <小野寺一路、19歳。父の不慮の死を受け、御供頭(おともがしら)を継いだ若者は、家伝の「行軍録」を唯一の手がかりに、幕末、(西美濃から中山道を通って)江戸への参勤行列を差配する。>…
さっき夕食をとりながら読み終えたのが『海賊と呼ばれた男(上・下)』(百田尚樹、講談社、2013年本屋大賞1位)。写真のバックに敷いたのは、たまたま本日(5月9日)付読売新聞など主要紙に掲載された出光のカラー全段広告です。「60年前の今日。日章丸は、…
『永遠の0(ゼロ)』(百田尚樹、講談社文庫)、読了です。零戦に乗り命を落とした祖父の生涯を、現代に生きるアラサーの孫たちが祖父の戦友たちを訪ね、証言を集める中で明確に認識していくというルポルタージュ風の小説。 文章、構成には多少の拙さが残り…