まるしん's diary

丸山伸一のブログです。日常の出来事(主にプライベート)、読書・映画評などを綴ります。

2013-06-01から1ヶ月間の記事一覧

さようなら、笠原さん。

6月28日(金)の夕方、東京・中央区の「銀座ブロッサム」というところで笠原真さんのお別れの会が開かれました。6月5日午後、がんのため、65歳という若さで亡くなった笠原さんは、長野県・旧豊科町という出身地もボクと一緒なら、松本深志高校、慶應義塾大学…

「飛ぶボール」と「飛ばないボール」

NPB(日本野球機構)の下田事務局長が突如、今季から統一球をひそかに飛びやすく変更していたことを6月11日の記者会見で明らかにしました。しかし翌12日の会見では、加藤良三コミッショナー(71)が「まったく知らなかった。知っていれば公表していたであろ…

メガネを買いました。

近視が進みメガネが必要となったのは、大学1年生の時。受験勉強のし過ぎ、と言いたいところですが、それほど参考書とにらめっこしていた記憶もなく、きれいにまとめるとしたら、読書のし過ぎだろうと思っています。 年を重ねるごとに近視と乱視の度は進み、…

Book Review『一路(上・下)』(浅田次郎、中央公論新社)

読みました、浅田次郎の『一路(上・下)』(中央公論新社)――。 <小野寺一路、19歳。父の不慮の死を受け、御供頭(おともがしら)を継いだ若者は、家伝の「行軍録」を唯一の手がかりに、幕末、(西美濃から中山道を通って)江戸への参勤行列を差配する。>…

Book Review『海賊とよばれた男(上・下)』(百田尚樹、講談社)

さっき夕食をとりながら読み終えたのが『海賊と呼ばれた男(上・下)』(百田尚樹、講談社、2013年本屋大賞1位)。写真のバックに敷いたのは、たまたま本日(5月9日)付読売新聞など主要紙に掲載された出光のカラー全段広告です。「60年前の今日。日章丸は、…

Book Review『永遠のゼロ』(百田尚樹、講談社文庫)

『永遠の0(ゼロ)』(百田尚樹、講談社文庫)、読了です。零戦に乗り命を落とした祖父の生涯を、現代に生きるアラサーの孫たちが祖父の戦友たちを訪ね、証言を集める中で明確に認識していくというルポルタージュ風の小説。 文章、構成には多少の拙さが残り…

Book Review『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』(村上春樹、文藝春秋)

『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』読みました。駅舎をつくる36歳のエンジニア・多崎つくるの、はたちの年の「喪失」と、いま恋人に背中を押されて踏み出した「回復」の旅を、幽体離脱や悪霊、性夢などサイコロジカルな描写を絡めつつ淡々とつづ…

大人の夜行軍(2013.5.31)

長野県松本深志高校には、出身中学を同じくする「郷友会」ごとに、夜を徹して数十キロを歩きとおす「夜行軍」なる伝統行事がありました。ボクの卒業した松島中学には、それほど組織立った郷友会はなかったけれど、塩尻などは盛んだった様子。今でもSSK出身の…

「今」を遺す日記として

ブログを始めます。57という歳を考えると、今さら、今以上に、生き恥を他人様にさらす必要があるのか、と内なる声がボクを責め立てもしますが、メールやチャット、ツイッターにフェイスブック、それぞれ利用させてもらっている上に、さらにもう一つ、ネット…